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  東京銀座の中央通りの一角に、ひときわ目立 つ『東京銀座資生堂ビル』。 その1階にこの春4月8日、『プラザ』がオープンした。 同ビル2階にある資生堂パーラーと「レストラン ロオジエ」のパティシエ、 そしてフランス人パティシエ・ステファン・ヴュー氏によるコラボレーションから生み出される、ケーキやアントルメ、焼き菓子が並ぶ。

 店内は『ケーキをどのように見せるか』というこだわりを感じる。 ショップに入った瞬間に目が引き付けられるのは、中央に置かれた円形ショーケースだ。宝石が飾られているのかと錯覚するほどに、木目調で上品かつ重厚なつくりになっている。ビルに入って来た人は(ケーキを購入する・しないにかかわらず)、吸い込まれるようにケースに近付き、ぐるりと回りながら、美しく並べられたケーキを眺める。そんな光景がみられた。

  アントルメとカットケーキは、一台づつ本物がサンプルとして置かれていて、注文を受けると奥から出してくるスタイル。その場で箱に詰めるというスタイルでないため、買う側としては何か物足りない感じもするが、一つの商品に十分なスペースがあるため、ケーキのフォルムの美しさが強調されていた。

 
 また、マカロンやクッキーは素焼きのお皿に丁寧に盛られ、横にはそのお菓子が入る箱が置かれている。全てのお菓子にオリジナルの箱が用意されており、それを見比べる楽しさも演出しているよう。

   ディスプレイの落ち着いた雰囲気と対照的なのが、キャリーバックと包装紙だ。明るいピンク、水色と黒を基調に、資生堂ビルのシルエットをあしらった斬新なデザイン。一目見て、お菓子が包まれているの?と思うような驚きを受けた。

 落ち着きのある店舗に、相反する派手なパッケージ。随所に”商品の演出”にこだわる姿勢が感じとれる『プラザ』。資生堂パーラーと同じように、人気を博していく予感がするお店だ。


※「レストラン ロオジエ」
   銀座の並木通りにあるフランス料理店

●6月にTokyo Express『老舗菓子が銀座一等地で勝負する』で、プラザを紹介しましたが、今回は改めて[商品の見せ方]という視点で取り上げました。

 

■プラザ
東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル1F
TEL 03-3572-3913

(text&photo by 西本 裕美子

 
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