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散歩の途中で、買い物がてらに、ふと甘い物が食べたくなった時に、ふらりと立ち寄りたくなる洋菓子店。そんな風に地元に根付いた人気店が東京都目黒区鷹番にある『マッターホーン』だ。(東横線学芸大学駅から徒歩2分ほど)広々とした店内は、ケーキを買い求めるお客で賑わっていて「今日は何かの記念日?」と思うほどに、客足がたえない。客層は大変幅広くお使いを頼まれた小学生から、スーパーの袋を片手に持ったカップルや、奥のカフェではケーキを食べている老
夫婦まで。
この店がこれほどまでに支持を得ているのなぜなのか?
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最近流行りのカット売りバームクーヘンの原型ともなった、有名なバームクーヘン(1袋に2切れ入り280円とホール売り)。そして、生ケーキは30種類ほどが並び、主に定番と呼ばれるものがしっかりとそろっている。ギフト菓子としても、前述のバームクーへンやマドレーヌ・サブレなどの半生菓子も人気のよう。価格も手頃で、種類も豊富。自分用にもギフトにも嬉しい存在だ。生菓子とのボリュームバランスもとても良く感じた。
人気の理由の一つとして、『幅広いニーズに答えることができる商品の豊富さ』は外せないだろう。アイスクリームを取り上げても9種類も(抹茶・チョコ・モカ・バニラ・ヨーグルト・ストロベリー・メロン・オレンジ・ココナッツ)揃え、「どんな方にもお気に入りのお菓子を見つけてほしい…」そんな店側の思いが伝わってくる。 |
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もちろん、美味しさも人気の理由であるのは言うまでもない。生ケーキは、デコレーションの仕方が凝っているわけでもなく、派手さはないが素朴な感じで、少し懐かしささえ感じるバタークリームのケーキなど。苺のショートケーキは、スポンジが純粋に美味しく、生クリームとのバランスも絶妙。サイズは少し大きめだけど、1個食べても重くない美味しさ。
また印象的だったのは、POPなどの飾りがほとんどなく、きらびやかな装飾もほどこさない空間が、かえって美味しい店の自信のあらわれのようにさえ感じる。
地元客を大切にしている店からか、「どんな方にもお気に入りのお菓子を見つけてほしい…」という印象すらしてしまう豊富な商品たち。結果、地元の方々の日常生活の一部にマッターホーンのお菓子がしっかりと根付いているのだろう。「地元に根付いた店づくり」、それは特別なことをするのではなく、『お客様のニーズを把握しそれに対してしっかりと応えていくこと』と、改めて思った。
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■マッターホーン
東京都目黒区鷹番 3-5-1
TEL03-3716-3311
www10.plala.or.jp/mat-cake/
(text&photo by 西本 裕美子)
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