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日々、クライアントのパッケージ製作に携わっている営業担当者。
その仕事を通じてプロならではの視点で見た現状、課題などをコラムにしました。
製造現場からのホットな情報としてお読みいただければと思います。
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5月といえば、こどもの日。端午の節句には、ちまきを食べる習慣があります。ちまきとは、2千年以上前の中国で生まれ、笹の葉や竹の皮などで餅を円錐形や三角形に巻き上げて蒸したもの。5月5日に亡くなった屈原という中国東周時代の政治家を供養するために、米を入れた竹筒を川に流したのがはじまりともいわれ、その習慣が、三国志の時代に日本へ伝わったとされています。昔から、笹や竹をつかって人々は生活をしていたことがこのことからもわかります。
日本でも、縄文・弥生時代にすでに竹のざるやかごが使用され、中国・朝鮮から寺院などで用いる大陸文化を通して竹工品などの新しい工芸技術が伝えられたとされています。今でも、大分県で竹工品の伝統工芸が受け継がれています。日本は竹という資源にめぐまれていたからこのような文化が発展してきました。
竹にはたくさんの種類があります。世界にその数1250種類、日本においては600余種というものすごい数が数えられています。主なものとして、真竹、孟宗竹、淡竹、黒竹、虎竹、鳳尾竹、根竹、煤竹など。
編み方の種類は四つ目編み、六つ目編み、八つ目編み、網代編み、ゴザ目編み、亀甲編みなど、様々な編み方があります。網代編みの籠をご進物用の入れ物にしたり、六つ目編みの籠に竹筒に流し込んだ水羊羹やゼリーを詰め合わせたり、ゴザ目編みに、レアチーズケーキを載せたり竹製品を使用している店がたくさんあります。笹の葉や、竹篭にいれられた食品は、日本人の贔屓目からなのか、なぜか特別に感じられます。
竹は、しなやかで丈夫、軽くて弾力性に富み、耐水性にもすぐれ、古くから日常生活用具の材料として広く利用されてきました。また、殺菌作用もあり、容器として大変すぐれた素材といえます。
「破竹の勢い」という言葉があるとおり、竹は成長のスピードがはやい植物です。竹工品が日本で広がった背景には資源の豊富さもあげられるでしょう。昔は、身近にある、使用しやすい材料だった竹ですが、現在は、環境問題にも対応できる天然素材です。容器リサイクル法による処理費用義務も発生しません。
最近では竹製の割り箸も見られるようになりました。ちょっとした工夫でまだまだ可能性を秘めた天然素材を環境問題の点から考えてみたいものです。
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