包装の目的として、内容物の保護、荷役の便宜において、段ボールは包装用の産業を支 える絶対的な必需品です。弊社でもロゴマークが施されたオリジナルの段ボールを多く使用しており、大切な商品の配達に欠かせません。そもそも最初に段ボールを考えられたのは、電球を入れる為の片面段ボールでしたが、 その後、片面から両面、複両面、複々両面と重量物の包装まで、段ボールが使われています。
そんな中、ある引っ越しセンターで、引っ越しに使う段ボールを従来の段ボールから、全面真っ白な段ボール箱を使う事にしたという事を耳にしました。段ボールというと、茶のイメージが強い印象ですが、真っ白にしたという事で、人間の 視覚を利用した一種の広告の働きをしているようです。白の色には「粉雪・雲」を連想させて、数人の人が箱を持って引っ越しの作業を行う様子を機敏に、そして軽やかに荷を運んでいると人々に見えるように考えたようです。今日において、白の段ボール云々を想像させる事など考えもしなかったと思います。
想像を広げ、包装はどんな物にでもあてはまる事が出来、模様やデザインなどにとらわれがちな昨今、廃棄や回収の問題にも十分に配慮が必要となります。特に近年では環境問題への関心が高まっている中、不必要な過剰包装や不適切な包装材料の使用は回収や廃棄に無駄なコストを発生し、また自然環境を汚染する原因にもなります。再利用可能な容器や、自然環境に容易に還元されるような包装材料を今後、我々も開発に取り組み、そのような包装材料を積極的に選択するべきだと思います。
もう一度ここで、過剰包装の考えを改め、真っ白な段ボールのように我々も想像力を試し、広げる事で、どんな包装よりもパッケージの用途が重視されてくる事となっていくと思います。
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