株式会社 アンゼン・パックス HOME
ABOUT US パッケージ事業 パッケージデザイン事業 プランニング事業
トップから〜
OWNER'S SUGGESTION
会社概要
MAP
採用のご案内
お問い合わせ
パッケージ別注品
パッケージ 菓子用既製品
クリエイティブワークス
オカシな手帳
ココントウザイ・ライブラリー
プロモーション実例
月刊"TOKYO@EXPRESS"
APクロストーク
季に折々
コラム〜FROM INSIDE
HOME > プランニング事業 > 月刊"TOKYO@EXPRESS"
■月刊コラム
茶の間 菓子の間
 
プランニング事業
プロモーション事例
月刊"TOKYO@EXPRESS"
APクロストーク
季に折々
コラム〜FROM INSIDE
 

 菓子屋の店頭に、ズラッと夏物ゼリーや水羊羹のならぶ季節がやってきました。
世田谷区のとある住宅街に、こじんまりしているけど、ゼリーの「ふるふる感」に物凄い情熱をかけている洋菓子屋があると聞きつけ、行って来ました。

 東急目黒線、奥沢駅のほど近く、「ブルーリボン」は地元住民のためのおやつ屋の風貌でひっそりとたたずみ、しかし、冷ケースに並ぶお菓子のラインナップは、一般的でないような、作り手のこだわりがヒシヒシと伝わってくるような、そんな印象でした。

 ケースの半分以上をしめるゼリーの数々。果肉がごつごつ入った「グレープフルーツゼリー」や「オレンジゼリー」(共に525円、ミニ368円)は、フレッシュ感たっぷりです。大きな陶器が目を引く「石だたみプリン」(1260円)は、別添えのカラメルソースが何とも大人の味で、やみつきになりそうな美味しさ!

 なかでも、色とりどりに輝く、その名も「ふるふるゼリー」(263円)は、ゲル化剤で固められたデザートの食感に慣れてしまった私たちの口に、ちょっと衝撃をもたらします。しかも、カップにそのまま流して固めるのではなく、台形の型で固めたものを販売用のカップにあけて陳列してあるので、少しの振動でも「ふるふる」し、とてもはかなげ。

 それは毎日、季節限定のものも含め、13種類作られるそうですが、それぞれの果汁に合わせたゼラチンの量を微妙に調整して、はかない「ふるふる感」を表現するのが職人の技なのでしょう。スプーンをさすと、まるで固まっている途中なのかと思うほどのやわらかさ。カルピス味は、舌にペトンとくっついたかと思えば溶けながら喉をすべっていくような食感です。ひとつひとつが手作りなので、人気のある商品はすぐに売り切れてしまいます。だからこそ、また「次の味を」と求めてしまうのかもしれません。

(text & photo by  谷村香織)
※写真はカルピス(左上)、みしょう柑(左下)、ざくろ(右上)、ミント(右下)

■baked cake & jelly

Blue Libbon (ブルーリボン)
 東京都世田谷区奥沢3-29-7
 tel.03-3726-1332
 月曜定休


 JR日暮里駅から尾久橋通りを渡った住宅地に地元で評判の黒糖まんじゅう屋があります。お客さんがつぎつぎと来ては買っていく繁盛店、店名は「江戸うさぎ」といいます。“名物10円 黒糖まんじゅう”の店です。
 箱入り価格は8個詰105円 18個詰210円 27個詰315円 36個詰4 20円 48個詰525円。驚きのあまり絶句してしまいます。おまんじゅうの大きさは500円玉位の一口サイズです。出来たてでまだ温かいのと食べやすい大きさがうけているのか、でもつい食べ過ぎてしまいそうです。
 店先には店名入りの車「ミゼット」が置かれ映画『ALWAYS』のようないい感じの雰囲気。「できたて10円まんじゅう」ののぼりが活気づけます。
 包装紙と袋はかわいいうさぎのロゴマークが入ったデザインで、手土産に使っても喜ばれるでしょう。特徴を持たせないと売れない時代に強烈な価格がサプライズとなって繁盛している元気なお店です。

 ちなみに駅の反対側の谷中にも「谷中福丸まんじゅう」のがあり、こちらも10円まんじゅうのポスターがしゃれています。谷中商店街でもお客サンの数で一際目立っていました。
 どちらの店も若々しい切り口。懐かしさを彷佛とさせるところに新しさと勢いを感じます。なにより“まんじゅう”というのが面白いですね。

■江戸うさぎ
 荒川区西日暮里2-14-11 電話03-3891-1432
■谷中福丸饅頭
 台東区谷中3-7-8  電話03-3823-0709


(text & photo by  長谷川義範)
 


 今、東京で一番話題の和菓子屋といったらこの店でしょうか。あまりにマスコミに登場するのでしばらく様子見などと構えていたのですが、意を決し足を運んでみました。小さなオフィスビル1F奥の階段に開店前から行列ができる1坪の和菓子店、和の調理人から転職して和菓子職人となった古関一哉さんの「かずや」です。
 看板は「煉り」という羹。知り合いから「これは和菓子かしら」と話に聞いていたのですが、ま、和でも洋でもよろしいかな、おいしいです。牛乳をたっぷりと使ってかためた和風ババロアで、材料の胡麻や抹茶、南瓜が、こおばしさも苦味も甘味もそのまますぎるくらいストレートに味わえます。手間のかかった精進料理のごま豆腐のようで口どけも軽やか。
 商品は笹包みとカップ入り2タイプの「かずやの煉り」の他、竹皮包みの「丹波栗あんよせ」のみ。後者は葛と餅米でこしあんをかためた羹で、栗蒸し羊羹よりしっかりとした歯ごたえが特長です。栗がとてもおいしく炊いてあって甘党も満足させてくれる味だと思います。どちらも丁寧な煉りの工程あってのお菓子でしょう。
 たった一人ですべてをやっておられるとのこと。限られた数の販売なので、予約するか開店30分前に並ぶのが確実です。但し一人一種類のみ。午前11:30ぴったりにドアが開き、主人自らがひとりづつに商品を説明し手渡しするスタイルです。

 こういった従来とは異なる和菓子の販売スタイルが口コミを通じてマスコミで紹介され注目されるようになりました。実際行列に連なってお菓子を買ってみると、消費者にはお菓子そのものへの関心だけでなく、主人のひたむきさを応援したくなる気持ちも少なからずあるのかなと感じました。
 自分で店を起そうとする姿に啓発される職人さんもきっといることでしょう。 老舗ばかりが和菓子屋さんではない時代になってこそ伝統の味、新しい味の楽しみも増すし、一歩引いてみれば型を破るやり方こそが本来。そこに技術やこころが継承されていれば和菓子にとってこの上ない展開だと頼もしく思っています。
 ■銀座かずや
千代田区有楽町1-6-8松井ビル1F
03-3505-0080
11:30-17:00 日祝定休
(text & photo by  田中晶子)
料理店の裏口に看板とのれん。一人づつくぐって購入する。
奥)笹包みを解くと爽やかに香り、形状を保てないくらいなめらかな「かずやの煉り」は6個入2100円。「丹波栗あんよせ」は1棹1050円。

手前のカップは抹茶、南瓜、紫芋の3個セットで960円。
 
▲PAGE TOP
Copyright (C) AnzenPax all rights reserved.