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色とりどり、きらめくケーキがずらっと並んでいるのを見ているだけで胸が高鳴り、ましてどれでも好きなだけ食べていいとなったら興奮して前日は眠れない。そんな私のような人にうってつけなのがデザートバイキングです。
そもそも食べ放題のバイキング(ビュッフェ)形式は昭和33年、銀座の帝国ホテルで誕生したそうです。その後デザートに的を絞ったものも続々と誕生し、有名なのは昭和60年デザートバイキング開始のホテルメトロポリタンや、各地で必ず名前の挙がるプリンスホテルでしょうか。大体1500円〜2500円程度でお昼から夕方にかけて、苺やマロンなど、季節ごとのテーマを掲げて行われています。その他にも曜日や時間限定で、「ムフタール・ドゥ・パリ」や「ポン・デ・ザール」といったレストランやカフェで行われているのは皆さんもご存知の通り。
そこでスイーツ好きならば、各お店の開催概要をチェック、ホテル系や人気のところは予約を入れます。一大イベントと意気込んで食べ放題に挑む方が多かったのではないでしょうか。
ところが近年、予約しなくたって、時間を調べなくたって、365日いつでも気軽にスイーツが食べ放題の人気店が増えているのをご存知ですか?それが「スイーツパラダイス」です。名前を聞いただけで期待が高まります。
スイーツパラダイスは2003年、大阪心斎橋に初出店。現在関西に5店舗、中部・東海に2店舗を構え、東京には2004年に銀座店をオープンさせました。その後渋谷や吉祥寺、上野にも進出し、首都圏は6店舗になりました。珍しいのは“デザートバイキング専門店”だということ。従来のホテルやレストランでのデザートバイキングとは違い、「甘いものがたらふく食べたい」と思い立ったらいつでも30種類以上のデザートが迎えてくれるのです。店内は気張らないカフェ風の造り。それぞれの街に合わせて、例えば銀座店は木目調で少しシックに、渋谷店は赤を前面に出してカジュアルでポップに、といった工夫も見られます。値段は1280円か1480円と手頃で、パスタなどの軽食も用意されています。同店は4年前のオープン時からコンスタントに人気を保っていて、先日は銀座店がテレビで放送されたらしく、土日は長蛇の列でした。ケーキ屋さんのケーキとは違い、一つ一つが繊細な作り、とはいきませんが、それでもフルーツがきれいに添えられていたり、話題のチョコレートファウンテンが用意されていたりと楽しめる要素がいっぱいです。 店内は10〜30代の女性が9割を占め、母娘やカップルといったペアも見られます。じっくりケーキを堪能しに、というわけではなく、あの色とりどりのケーキに囲まれる快感を気軽にいつでも味わえるのがここの魅力。一粒数百円の高級チョコや宝石のように飾られたパティシエスイーツがもてはやされる昨今ですが、子供の頃夢見たような「かわいいケーキをいっぱい!」需要だって確かにあり続けるのだなと感じた取材でした。
■スイーツパラダイス
http://www.sweets-paradise.com/
(text & photo by 山田 美奈子)
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