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隠れ家風のレストランが並び、最新トレンドスポットの代官山からも続く恵比寿の地に、ひっそりとシンプルな焼き菓子をメインとしたデザートカフェを見つけました。「素材の味を損ねない、 シンプルで力強いお菓子たちを生み出したい。粉や素材達が形を変えておいしいものにかわり、食べた人の気持ちも、 まあるく前を向いて歩いて行けたらいいな、という気持ちから、『歩粉』(hoco)と名付けました。」というコンセプトに基づいた素敵なお店です。
店内はどことなくヨーロッパの田舎を彷彿とさせる、素朴であたたかい作り。中央に大きな木のテーブルがどっしりと置いてあり、壁に向かったカウンター席が2面と、二人席が一席のみの実にこじんまりとした空間で、誰かのお家にお邪魔しているような感覚です。
メニューは3種類あり、・スコーン、エッグクラッカーサンド、豆乳葛餅の1皿目と、月替わりケーキ、ジンジャーチョコ、コーヒーシフォンとチョコプリンの2皿目からなるデザートコース・スコーン、月替わりケーキと葛餅からなるセットと・スコーン2つのセット。どのコースも飲み物がついてきます。スコーンだけでもボリュームは満点で、時間をかけてゆっくりじんわり楽しめます。
スコーンのお味ですが、「シンプルで力強い」という言葉が本当にぴったり。外側は固めのビスケットのような焼き具合で、中心部分はしっとりと焼き上がっています。シンプルだからこそ素材の力がダイレクトに伝わってきて、素朴な味ながら、しっかりとした力強さを感じます。噛むほどに粉の味が深まり、歯に当るつぶつぶ感が心地よく、バターもしっかり効いています。途中、甘さを控えた生クリームとジャム、そしてクリーム蜂蜜をお好みで一緒に味わいます。クリームはゆるめで口当たりがとても軽くスコーンの味を邪魔しません。ジャムも蜂蜜
も力強いスコーンにまろやかさを与えます。
紅茶には差し湯がしてもらえるのでついつい長居してしまいます。友達同士語り合う人や書き物や読書にふける人など、皆ゆったりと素敵なひとときを過ごしていました。店員さんの心配りも丁寧かつ自然で心が休まります。
ショッピングに歩き疲れた時、話したいことがたくさんある時ふと訪れると、手作りのぬくもりあふれる空間と、作り手の愛情が伝わる素朴な味のスコーンに心の底からほっこり幸せな気分になれます。
なお、テイクアウトはジンジャーケーキとビスコッティがあり、大人気のスコーンは数量の都合上、一人一つまでとなっています。ここはお店でぜひ一度、心休まるひとときを味わってみてはいかがでしょうか。
■歩粉(hoco)
〒150-0013
東京都渋谷区恵比寿1-35-5
Tel 03-5449-9400
14:00-22:00(L.O.21:30)
※日曜のみ -21:00(L.O.20:30)
定休日/水曜日、木曜日
http://www.hocoweb.com/
(text & photo by 近藤祐子)
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