使いすてプラスチックの衰退



すでにご存知の方も多い、さる3月9日に閣議決定された「プラスチック資源循環促進法案」。コンビニなどでもらえるスプーンやフォークの有料化を事業者に求め、プラスチックの使用量や海洋プラスチックごみの削減を目的としているとのこと。政府は2021年度の国会での成立を目指し、早ければ2022年春にも施行されるようだ。



レジ袋に続き、なんともタイミングがチグハグな今更の法整備に違和感を覚えるのは小生だけではないでだろう。理由は、新型コロナウイルスの蔓延によって、より清潔感があるディスポーザブルなカトラリーは医療現場や公共機関などでも欠かせないからである。せめて数年は遅らせるようにし、代替え案をメーカーや販売店に用意させるべきであると思う。

一方、先に法整備されルールとなったレジ袋有料化が、いつのまにか店舗側の経費節減の良いきっかけとなり、袋代として数円でも無駄遣いを避ける生活者の意識変革を促したことは、仕方がない世の流れとして定着してしまった。反面バレンタインギフトなどギフト用の“ハレ”消費には高品質なキャリーバックが必須ともなっている。スーパーの紙袋とバレンタインチョコの紙袋はとっくに違うモノなのである。

それは行き過ぎた糖質ダイエットや、見た目の糖質を取らないことによる添加物、化学物質など余計なものを体に入れてしまうことか引き起こされる身体の異常です。また一方で唐揚げなどのフライ物人気で、過剰な油の摂りすぎもよくありません。それによって体の細胞の状態がおかしくなり成人病を引き起こすといわれています。

そうした世の流れとして、たとえ無料の店舗でも袋を受け取らなくなる傾向はこれからも進むであろう。

それは分析すると、機能としてレジ袋や紙袋がなくても、最終消費場面(お菓子を家で食べるため袋から出すなど)まで不便でないからではないだろうか。つまり菓子や食品を包んでいる容器がきちんとしているので自前のカバンに入れたりするだけで事足りるシチュエーションが多かったということではないかと思う。

そういった傾向を鑑みるに生菓子などは、ますます高機能でシンプルな一次容器でパッケージされ消費者に魅力を発信し「中身withパケ買い」を促進させているように見える。

事実、弊社ANZEN・PAXでも綺麗に中身を見せることのできる機能的な一次容器はコロナ禍にあって販売を伸ばしている。反面、ギフト箱や紙のキャリーバッグなどは販売数が激減しているのが現状である

菓子や食品はさすがに生では購入できない。

しかし、きっちり包装され見た目も美しい一次容器パッケージはまさに“用の美”を表現して、それだけで完結できる魅力を兼ね備えている。 商品をより魅力的に、また日持ち延長などの機能を兼ね備えているパッケージはますます社会が必要としているものなのである。

代表取締役社長  尾関 勇