我慢だったのか、良い変革期だったのか



今年は春先から企業にとって、かなり胆力を試される1年であった。
思えば昨年10月より消費税アップのマイナス効果もあり、直近12カ月間は本当に厳しい経済環境だったと思う。



しかしここに来てワクチンや治療薬のニュースが報道され、新型コロナウイルスの感染者数が過去最高となる中、騒ぐマスコミとは裏腹に、人々の生活はだいぶ落ち着いているように見える。

人間は、変化を嫌う比率の方が多いのではないかと思うが、意外や意外、変化にはとても強い生き物であると強く感じる。

なのでこの混乱もどんどんと収束に向かい、社会の中にこの未知なるウイルスの感染症対策も取り込まれていくのではないかと思う。

しかし、平穏無事な日常が来るという観測は安易に行わない方が良い。

地震や台風などの自然の脅威はいつも隣にある上に、感染症以外に自身の身体の異変・病気等もすぐ近くに存在している問題だからだ。

菓子業に携わるパッケージのサプライヤーとして意識をしなければならないのは、その様に変化が次々と来る世の中で人々の菓子やパッケージに向ける視線や価値等が、経験すればするほど少しずつ変わっているのではないかと言う点はないだろうか。

たとえば家に籠る時間が長くなればなるほど、菓子類も多く家に買い込む。

それも長期保存できる嗜好品を多く買い込む傾向にある事がわかったし、地球温暖化が原因の自然災害が起きれば起きるほど、人々のエコへの意識は高まりを見せる。

やはり忘れてはならないのは、変化していく生活者の意識を常に敏感にとらえ、心を和ませる・満足させるお菓子作りであったり、そのお菓子に見た目も機能もピッタリなパッケージを提案する事であると思う。
その様に、細かい点であらゆるものが進化し、変化に強い人々の心を捉えていく事に違いない。

すさまじい経験をした私たちが、来年充実した年を迎えられる事を願ってやまない。

代表取締役社長  尾関 勇