居場所を変えることについて



本社の移転を行なってから早ひと月半が経過した。まだまだ段ボールの山はあるものの、環境は整いつつあり、弊社では初めてとなるオフィスビルにとても満足している。



それと同時に、麻布とはかなり様相の異なる街の環境に改めて驚きを隠せない。わずか1.5キロしか離れていないにもかかわらず、赤坂の高層ビルに囲まれた何とも言えない雰囲気は、ゆったりした時間が流れていた東麻布とはだいぶ違う事を社員全員が感じている。異なる環境に身を置くという事は、新たな発見の連続でもある。私が生まれ育ったこの赤坂でさえ、17年ぶりに拠点を構えるとその様な事に気づかされるものだ。

コロナ禍における日々の生活に人々が少しずつ人々が慣れていく中で先月4連休の時など日本各地はとても混雑した。やはり人々は定期的に異なった環境に身を置き、リフレッシュしたり感覚を研ぎ澄ましたりするのではないかと思う。そこには癒しもあれば新たな発見もある。

思えば、飛行機や新幹線で遠くへ出かけるときのワクワク感。そしていつもと違う土地に着いた時の新鮮な感覚。滞在して得られる満足。人はそういったものに飢えているからこそ、旅行をしたり移動をし、人生を充実したものにしているのではないかと思う。

もちろん仕事場とレジャーでは考えの土台が違うが、そういった感覚は間違いないものだと思う。だからこそ、その高揚感がある時につい、たくさんのお土産を買ったり、周りの人にその感覚をお土産として分け与えたいと思うのだろう。

GoToキャンペーンはそのきっかけ、そして経済が戻る事に菓子業界としてもとても良い施策であると思うし、消費税増税以降、コロナウイルス関連というダブルパンチで冷え込んだ消費を元に戻してもらいたいものである。

代表取締役社長  尾関 勇