日本のパッケージ。その進化の現在地。
もうだいぶ昔のことのようになり、しかし皆さんも強烈に覚えているだろうが、COVID-19つまり新型コロナウィルスが発生したと言うニュースから、なんと6年が経つ。あれは何だったのかと言う方もいらっしゃるが、確実に大戦の戦前、戦後のように社会は大きく変わったように思うのは私だけではないかもしれない。
さて、その中でだいぶ影響をうけた食品の安全とも関わるパッケージについてはどうなっただろうか?特に日本のパッケージはお菓子のみならず極めて進化をしていて、ほぼ完成形に近いものまであるように思える。今回はそのことを少し話をさせていただければと思う。
かつては瓶や缶などといったものがパッケージで多かったし、今でもそれはレトロや風合いを求めて十分に存在しているが、やはりピロー包装と一般的に呼ばれる合掌製袋が出て、鮮度保持剤が同時に登場して進化し、この双方の変化が近年では圧倒的に大きなことをだったのではないだろうか。
また中食市場と呼ばれるお弁当、惣菜系で弊社のルミアカップ(和生カップ)のように透明の蓋にトレーがあり乾かず、清潔に落下菌も防げて生ものがセルフ販売できることから、爆発的に数が増えたように思う。人々がパッケージと聞いて思い出すのはこういった2種類のものではないだろうか。
全く別のもので、紙の手提げ袋であったり、ビニールのレジ袋であったり包装紙などと言うものは、販売促進的なツールとして今も多く使われているが、法律の改正によってかなり減ってしまったと言わざるがない。そこからすると前述させていただいたピロー包装のみならず、例えばコンビニのおにぎりの包装などに見られる、個包装と呼ばれるものが、日本だけではなく、諸外国を含めて、ものすごく増え、進展したというのがおそらく一番の大きな変化である。包装資材メーカーとそして、連携して業界を支える包装機材メーカーが相まって、高度なパッケージングは年を追うごとにどんどん進化されるものとなっている。それが何気ない私たちの日常やギフトを形作っていると言わざる得ない。
お弁当やお菓子のトレーなどについてはラベラーやシールなども進化して、かなりそのまま気軽に販売できる容器となって、世間に普及している。
現在日本国内のパッケージのレベルは、品質レベル、コストレベルからも世界トップクラスである。いや完全にダントツと言っていいだろう。
消費者の方はその進化や存在意義について無意識のうちに使って廃棄されることとなるが間違いなくなくてはならないものだ。またリサイクルされていくだけならのものも多い。
パッケージの機能や進化はこれからも機械メーカーともども進化を続けていくに違いないと思う。
弊社もそうだが、それを支える多くの企業の技術者の方にあっぱれである。
代表取締役 尾関 勇