つい先日、21世紀になったと思ったら時は既に2010年代。10年なんて月日はあっという間に感じるのは皆様も同じではないだろうか。先日米国の新聞の社説に「今のアメリカは日本の失われた10年の轍を踏んではいけない、その教訓から早く効果的な経済対策を」とあった。それによると日本は93年から2003年まで低成長が続いたのだが、国の施策によってはそれを早く転換できたというものである。思い返してみると確かにこの間はかなりの景気の悪さであり、その後の03年から08年前半まではまあまあの景気であったように思われる。特に景気が悪かったのが98年から02年ころまでで、デフレスパイラルの真っただ中であった。その時の菓子業界を思い返してみるとかなり今と酷似していると思うのは小生だけだろうか?
ここでお話ししたいの点は、菓子業界は意外にそのデフレになると強いある特徴が現れるということである。それは
1.デフレ突入後は急に売上が悪くなるが、消費者のガマンは約1年ほどであり、菓子に対して売上は戻ってくる。しかし高級品や衣類などは戻らないように魅力ない菓子店は淘汰される。
2.デフレ下では菓子業界に新しい芽が出現するときであり(前回はTorayaCafeさんをスタートとする和菓子店の横文字系への転換)その後の景気回復時にそれは大きく花開く
3.デフレ中は割と老舗の菓子店や定番品が強い。
という3点だと分析できる。現に昨年は年初から11月くらいまでは今までにないほど売上の落ち込みが激しかったのだが、12月は比較的売上が良かったという声が多い。もちろん厳しい冬の気候でそれどころではなかった菓子店様も多かっただろうが、ひとまず落ち着いた状況であろう。となるとそろそろ前回の不況とちがって反転のチャンスではないだろうか?できるだけ早い景気復活を願うばかりである。
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