過去に多く存在した既製品の活用

弊社は創業以来もともと既製品のパッケージを多く取り扱っていた会社である。
羊羹用パッケージやルミアカップはもとより、既製の水羊羹用パッケージシリーズなどは業界で初めてであった。 

そのようにかつてはほとんどが既製品であったが、今では80%近くを別注品が占めるようになっている。

それは和菓子洋菓子の各菓子店様が、やはりどうしてもオリジナルの菓子を作ることが多く、オリジナルも導入コストのハードルがだんだんと下がって既製品活用が減ったと言うこと、そしてそもそも既製品を多く使用されてきた小規模な菓子店様そのものが減少してきたという言うことからそのようになっている。

そのため弊社ではかつて本1冊あった既製品のアイテム数がずいぶんと少なくなった。

ところがそれらの製版フィルムや、データ、型などにいたるものほとんどが保存されており、実は小ロットで別注制作が可能なのである。

一例を挙げると夏物ゼリー、その他カップ用の詰め合わせ箱などは多くが廃盤になってしまったが、別注制作でもさほど多くのロットにならず製造が可能なのである。一例であるが角型のカップ用のトレーなどは金型なので利用価値が高い。

その他既製品の別注対応をご希望の方は、イニシャルコストがほとんどかからないことから、是非お問い合わせいただければ幸いである。

 

尾関勇